PROJECT

PURPOSE

 天然水素は、カーボンニュートラルの実現に貢献するだけでなく、エネルギー安全保障の強化や安定供給の確保、エネルギーの地産地消の推進や、純国産エネルギーとしてエネルギー自給率向上への貢献も期待されています。
 一方で、その資源化と社会実装には、解決すべき課題がいくつかあり、特に、天然水素生成の化学的・地質学的理解など、「天然水素システム」に関する理解が進んでいないことが最も重要な課題です。そのため、発生から貯留に関するメカニズムを明らかにすることは、エネルギー資源として天然水素を開発するための第一歩となります。
 九州大学が位置する九州は、天然水素資源の開発に必要な自然条件と社会的基盤を兼ね備えており、天然水素開発を推進するうえで有望な地域の一つと考えられます。
 そこで、本プロジェクトは、過去の調査・分析によって得られた知見を活用し、九州において、技術面および事業面の両面から水素社会の実現を具体化・加速化することを目指しています。

OVERVIEW

 九州大学と九州電力は、2025年5月、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する「NEDO先導研究プログラム/フロンティア育成事業」の委託先として採択され、共同で九州地域の天然水素資源の実用化に向けた研究開発を開始しました。具体的には、九州大学が「九州地域天然水素システムポテンシャル評価」および「九州地域での水素生産方法の検討」を、九州電力が「事業化に向けた体制構築の検討」を実施しました。
 また、両者は、2026年5月にもNEDOの同事業の委託先として採択され、今後3年にわたり、九州大学が「九州地域の天然水素資源の有望地選定に関する技術検討」を、九州電力が「商用化に向けた連携・ビジネスモデルの検討等」を実施していきます。

CONTACT

天然水素プロジェクト事務室

〒819-0395 福岡県福岡市西区元岡744 九州大学伊都キャンパス ウエスト2号館532号室
  • TEL 092-802-3353
  • E-mail hydrogen★mine.kyushu-u.ac.jp

※メールアドレスの★を@に変更してください。